この度FARO Kagurazakaにて、2月25日(土)より、我喜屋位瑳務「TRY GOD DAMN」を開催します。
昨年12月にドローイング展を終え、今年の秋には自身初のニューヨークでの個展を予定している我喜屋位瑳務による今回の展覧会は、情報番組「ためしてガッテン」から着想を得たタイトルを冠する、自身初となるコラージュ作品を中心とした展覧会です。
我喜屋はアーティストとして活動を始めた頃よりコラージュ作品を多く手がけており、自身がInstagramで日々投稿しているドローイングや、個人的な内的神話をモチーフにしたペインティングは、日常では起こり得ないモノやコトの組み合わせをモチーフにした”コラージュ的な”作品が多く、我喜屋による作品は、コラージュ的な手法を用いて紡がれていく多層のイメージといえます。
沖縄に残るアメリカ文化の名残に影響を受けて創り出される我喜屋の作品は、戦後アメリカのホラー、SF映画やアメコミが持つ世界観を感じさせ、紡がれる様々な時間と場所とが混在したイメージは、成熟した現代社会のなかで無数の価値観と大量の情報の中で暮らす私たちの姿を映し出します。

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